相続について【相続って何?】
2026/09/14
こんにちは!
愛媛県松山市の税理士事務所、廣瀬和隆税理士事務所です。
暑さも少しずつ和らぎ、朝晩には秋の気配を感じる季節になってきました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
秋は、家族でゆっくり話をする時間も増える季節です。これから年末に向けて、ご家族が集まる機会も多くなるのではないでしょうか。
そんなときに、ぜひ一度考えていただきたいのが「相続」についてです。
「まだ元気だから、相続のことは考えなくても大丈夫」
そう思われる方も多いかもしれません。
しかし、相続はいつか誰にでも関係する可能性のあるものです。そして、いざその時を迎えると、「何から始めればいいの?」「誰に相談したらいいの?」と戸惑ってしまう方も少なくありません。
相続とは?
「相続」とは、簡単にいうと、亡くなった方が持っていた財産や権利、場合によっては義務などを、残されたご家族などが引き継ぐことです。
たとえば、
・銀行の預貯金
・土地や建物などの不動産
・株式などの有価証券
・自動車や貴金属などの財産
・借入金やローンなどの債務
などがあります。
つまり、相続というと「預金や不動産をもらうこと」というイメージがあるかもしれませんが、実際にはプラスの財産だけではありません。
借金などのマイナスの財産が残されている場合には、それも相続の対象となることがあります。
そのため、相続が発生したら、まず「どんな財産があるのか」を確認することがとても大切です。
誰が相続するの?
では、亡くなった方の財産を誰が引き継ぐのでしょうか。
法律では、一定の範囲の親族が「法定相続人」と定められています。
一般的には、配偶者や子ども、場合によっては親や兄弟姉妹などが相続人になります。
ただし、「家族だから必ず相続できる」というわけではありません。
家族構成によって相続人となる人や、それぞれの相続分が変わってきます。
たとえば、配偶者と子どもがいる場合と、子どもがおらず配偶者と親がいる場合では、相続の仕組みが異なります。
さらに、すでに亡くなっている相続人に子どもがいる場合などには、「代襲相続」という仕組みが関係することもあります。
このように、相続はご家族の状況によって内容が変わるため、「うちは家族が○人だから大丈夫」と簡単に判断するのは難しいものです。
「相続=相続税」ではありません
相続についてお話しすると、「相続税って高いんですよね?」と心配される方もいらっしゃいます。
もちろん、相続財産の金額などによっては相続税がかかる場合があります。
しかし、相続が発生したからといって、必ず相続税を支払うわけではありません。
相続税には「基礎控除」というものがあり、一定額を超えなければ、原則として相続税の申告・納税が必要ないケースもあります。
そのため、まずは「相続税がかかるかどうか」を確認することが大切です。
大切なのは「元気なうちから考えておくこと」
相続については、亡くなった後に考えればいいと思われがちです。
しかし、本当に大切なのは、元気なうちに少しずつ準備しておくことです。
「どこに預金があるのか」
「不動産はどこにあるのか」
「大切な書類はどこに保管しているのか」
「家族に伝えておきたいことはないか」
こうしたことを、少しずつ整理しておくだけでも、残されたご家族の負担は大きく変わります。
相続は、単なる財産の問題ではありません。
家族が大切な人を亡くした後に、さらに手続きやお金のことで悩まなくて済むようにするための「家族への準備」でもあります。
「まだ先の話」と思わず、まずはご自身の財産や家族の状況を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。
加茂
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