法人税について【法人税申告の流れ】
2026/02/09
おはようございます!
愛媛県松山市の税理士事務所、廣瀬和隆税理士事務所です。
週末の最強寒波で松山の平地でも雪が積もりました。
今朝は雪を乗せたまま走行している車もチラホラ・・・
さて今回は「法人税申告の流れ:決算から申告・納付まで」のお話しです。
法人税の計算は、単に決算書を作るだけでは終わりません。
税務上の調整を行い、申告書を作成し、期限までに納付する必要があります。
▼ 1.決算書の作成(会計処理)
まずは、企業の1年間の取引を正確に帳簿へ記録し、以下の書類を作成します。
・貸借対照表(B/S)
・損益計算書(P/L)
・株主資本等変動計算書
・注記情報
会計基準に沿って作られますが、ここではまだ「税務上の所得」にはなりません。
▼ 2.税務調整(加算・減算)
会計上の利益と税務上の所得を一致させるために「税務調整」を行います。
よくある調整例
・交際費の損金不算入
・寄附金の損金算入限度額の調整
・減価償却費の税法との違い
・役員給与の損金要件の確認
この作業により、最終的な課税所得(=法人税の計算基礎)が確定します。
▼ 3.別表作成(法人税申告書)
法人税の申告書は多くの「別表」で構成されています。
主に必要となるのは以下です。
・別表一(確定申告書)
・別表四(所得の金額の計算)
・別表五(一)(利益積立金の計算)
・別表五(二)(租税公課の納付状況)
・別表十六(減価償却関係)
中小企業では全てを使用しないこともありますが、別表四・五は必須です。
▼ 4.申告期限
法人税の申告が必要なのは以下の税金です!
・法人税
・地方法人税
・法人住民税
・法人事業税
申告期限:決算日の翌日から2か月以内
例:3月決算の場合 → 5月末が基本期限
※特例を使い、延長が認められる場合もあります。
▼ 5.納付(期限内納税)
申告書に基づき、計算された税額を納付します。
・金融機関での納付
・口座振替
・インターネットバンキング
・e-Taxによる電子納税
特に e-Tax と電子納税は、大幅に業務を効率化できます。
▼ 6.申告後の注意点
申告後も以下の書類を7年間保存する義務があります。
・帳簿
・決算書類
・領収書・請求書
・電子データ(メール・取引データ含む)
税務調査が入る場合は、これらの保管状況が重要になります。
▼ まとめ
法人税の申告は、
「決算 → 税務調整 → 申告書作成 → 納付」
という一連の流れで進みます。特に税務調整は専門的であり、誤りやすい部分です。
新田
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